使い勝手がよく、
さらにセキュリティが強固であること
 
東映はJECTORを選びました


 

東映株式会社

東映株式会社様におけるJECTORを利用した番組制作ワークフローを松本様、八木様、川崎様にお話をうかがいました。


左:東映株式会社 松本拓也様
中:株式会社東映テレビ・プロダクション 八木明広様
右:株式会社東映テレビ・プロダクション 川崎秀彦様

コンテンツをビジネスにしている私達にとって
大事な映像を守ってくれる存在がJECTORです
厳しいセキュリティや規則だけではシャドーITは防げません

 


松本様 八木様 川崎様

JECTORはプロデューサーからのジャッジをタイムリーにとるためのツールとして利用しております。東映のケースですが、プロデューサーは様々な打ち合わせに出席する必要があり、さらに、東京-京都間を頻繁に往復したり海外の撮影現場に行ったりと大変多忙です。
チェックやジャッジが遅くなればなるほど納期が厳しくなります。プロデューサーがどこにいても簡単にデータを確認してもらえる使い勝手のよく、セキュリティ面も優れているツールを求めていました。

コンテンツをビジネスとしている我々にとってデータは命です。絶対に第三者には漏らしたくありません。マネジメント側は強固なセキュリティシステムを導入し、社内規定を厳しくし、リテラシーを高める教育をおこなおうとします。しかし、厳しくすればするほど制作現場が苦しくなるのも、また事実です。最近、「シャドーIT」という言葉をよく耳にします。
 
マネジメント側が把握・許可していない状況で従業員が勝手にIT機器やWEBサービスを利用することを指す言葉です。「シャドーIT」が元で事故や情報漏洩が多々起きているとも聞きます。制作現場としては、「とにかく納期に間に合わせる」ことが最重要課題ですから、「プライベートで使っていて便利だから職場でも使おう」と考えてしまうのは、ある意味否定しきれません。そこで、我々東映は「マネジメント側がセキュリティを求めるのであれば、セキュリティを担保しつつも、現場が回るように簡単便利に使えるツールをマネジメント側が用意すること」が重要だと考えました。それから4年。選びに選んだすえ、導入したのがJECTORです。

数あるWEBサービス、ツールの中から、東映様がJECTORを選んだ理由とは?

 
マネジメント側が安心できるセキュリティと、ユーザ側が使いやすい簡単便利な機能これだけバランスの良い製品はJECTORしかありませんでした

JECTORとの出会いは4年前のInter BEEです。前述したように、我々は制作現場が簡単便利に、かつセキュアな環境下で使用できるツールがないか探し始めていました。JECTORのデモ版を見て「痒い所に手が届くことを提案している」と感心はしましたが、正直なところ他社も含めて我々の要求を満たすまでに至っていませんでした。
 
しかし、テクノロジーの進化は速く、ここ2、3年の中でバージョンアップを繰り返したいくつかの製品が候補に挙がってくるようになりました。JECTORももちろん候補に入っていました。東映ではデータの運用を、(1)データを確認するための運用、(2)データを送付し合うための運用、(3)データを納品するための運用と分けて考えています。そのなかで、(1)データを確認するための運用はまずはJECTORで試してみよう、トライアルしてみようとなりました。理由はシンプルで、候補に挙がった製品のデモを比較したところ、スペック面でJECTORが最も優れていたからです。

実際にトライアルしてみたところ、スペックもさることながら、使い勝手がとても良く、ユーザーフレンドリーでした。簡単な説明だけでユーザが使いこなせるのは運営側の負担が軽減できます。
 
また、他社製品よりも、JECTORの担当者の対応が良く安心できました。トライアル後に行った利用者へのヒアリングでも、「使いやすい」との評価が多く集まりましたので、文句なしにJECTORを導入することになりました。導入後の成果になりますが、JECTORを使えば、利用者が見たかどうかログで把握できますので、確認のための電話やメールが削減できました。これは単に手間や時間が減ったということだけではなく、気持ちの面でも楽になったことを意味します。
 
必要なジャッジをもらうためとはいえ、多忙なプロデューサーを電話やメールで追い回すのは気が引けます。導入前は、「これで重要な会議が止まったらどうしよう」「ロケ中の作業が止まったらどうしよう」など、制作現場としてもかなり気を使っていましたが、それがなくなりました。

東映株式会社フロー図

また、以前は映像データを各プロデューサーの視聴環境に合わせてエンコードしていましたが、JECTORでアップロードすれば視聴者側に合わせて自動的にエンコードされますので、エンコードの作業自体が丸々なくなり、大きな負担減につながっております。
 
プロデューサーも、スマートフォンやPCで簡単に確認できるようになりましたので、移動中や現場での隙間時間の有効活用につながり好評です。

「直感的に使える」というのも JECTOR の良いところです。基本的な使い方は導入時に説明しましたが、いつの間にか皆がそれ以上の、一つ上のステップで使いこなすようになっていました。それには驚きました。JECTOR 導入前は、わざわざ画面キャプチャーを撮って、ワードなどに貼って、「ここをこうやって!」と文章で指示が戻ってきていました。今は、それがなくなりました。つまり、確認して戻すプロデューサーにとっても、JECTOR を使った方が負担が減って楽だと思っているわけです。
 
最後に、以上のことが、セキュアな環境下で実現できておりますので、マネジメント側としても満足しております。JECTORはマネジメント側が安心できるセキュリティ、ユーザ側が簡単便利に使える機能やUIを兼ね備えたバランスの良い製品だと思っております。